

去年「屋根の上のヴァイオリン弾き」を観て以来ですね

今回見た作品は「マリーアントワネット」です。主演は涼風真世さん

・・・我々の世代の人間には、アニメ・るろうに剣心の剣心役といった方が分かりやすいかもしれませんね

今回の席はG列の舞台に向かって左側サイドの中央よりの通路側。前から3番目の良い席でした。すぐ隣を役者が通ります。1幕の最後でマグリット・アルノーがいるところの付近です。
さて今回の感想ですが・・・博多座の音響の環境が悪い


でも・・・マリーアントワネット(M・A)役の涼風真世さんと、マグリット・アルノー(M・A)役の新妻聖子さんの声ははっきり聞き取れる



しかしこの作品の面白いところが・・・狂言回しが2人いる・・・

ミュージカルやストレートプレイにおいて狂言回しは非常に重要です。「エビータ」のチェ・ゲバラ。「ミュージカル李香蘭」の川島芳子。「夢から醒めた夢」の配達人。これらの人が上手く立ち回るからこそ、非常に面白い舞台になってくれます。
このマリー・アントワネットの場合、狂言回しがボーマルシェと、カリオストロの二人なんです。ただ、舞台における狂言回しは山路和弘さんが演じるボーマルシェです。しかし、物語(時代?)における狂言回しは山口祐一郎さんが演じているカリオストロなんですね。物語と舞台・・・2つに狂言回しをおいたことで、ボーマルシェが少しおちゃらけても、すぐにカリオストロによって物語に気持ちが戻されますね。これは良いかもしれない。
物語はフランス革命ですから世界で最も有名な事件の一つです。それをこれほどまでにミュージカル化したのは見事ですね。
・・・レ・ミゼラブルはまだ観たことがないので・・・今年中に観たいと思います。絶対に

しかし、今回は本当に久々のミュージカルですが・・・最高に良かった

