ギコノマド

教育系ICT関連情報やグルメ情報など、雑多な内容を書いてます。アップル製品愛好家だけどもThinkPadも好き。

回る~回るよ~

クリスマスキャッツ恒例のキャッツ観劇。五反田キャッツも6回目の観劇ですね。今年は5回目。今回は回転席での観劇です。

席番はS回転席3列目95番。回転席3列目(実質2列目)の通路側です。さてさてこの席ですが実は見切り席です。場面によっては見えないこともある。そんな席です。購入の際に四季側からも説明がありました。

でもそんなに気にならなかったな。何より舞台が近い目の前で猫が踊ってる。しかも上手側の通路際ということはすぐ横を猫が通りまくっているある意味において実質1列目。これは楽しいですね。キャッツの楽しさの一つは様々な席種・席の位置にあると思う。席の位置によって目の前にいる猫も違うしさ。

さて今回の感想は、「素直によかった」ですね。このところの四季観劇は何かしらハプニングがあったり、台詞をかまれたり、間が悪かったりしたものですが、今回は単純によかった。安心しました。変な話だけどもね・・・。

さて配役は、グリザベラは早水小夜子さん。フジテレビのミュ-ジックフェア21に出演して「メモリー」を歌っていたのが早水さんでした。早水さんのグリザベラは金さんや重美さんと比べて「重さがある。」気がします。人生の辛苦を味わい尽くした本当の「迷い人」そんな感じのするグリザベラですね。でも金さんや重美さんも悪くはないですよ。

グリドルは秋夢子さん。4回目かな?秋さんグリドルは。昔と比べて硬さがとれた気がします。なんか余裕が出てきたのかな。

シラバブは八幡三枝さん。個人的には荒井さんがシラバブとしては好きでしたが、今回シラバブらしいのはどっちかなと考えたときに、八幡さんのほうが良いのかなと考えました。「より子猫らしい純粋さ」という意味では、八幡さんの方が良いのかもしれません。荒井バブは完成されすぎていて子猫の純粋さがなくなった「おませな猫」かな?などと考えてしまいます。

さて、私のハンドルネームにもなっているタガーはキム・スンラさんです。キムさんはアスパラガス=グロールタイガーでは3回ぐらい拝見してますが、タガーも合ってるかもしれない。迫力もあるし、声も良いからひねくれ猫としても良いかもしれない。ちなみに私のハンドルネームは私がひねくれてるからタガーにしました。

改めて、全体的に良い感じでした。今回のキャッツ。握手はディミータでした。

しかし、キャッツというミュージカルは考えてみたら不思議なミュージカルだよね。主人公がいない。(あえて言うならグリザベラかな?)ストーリーはない。(あれがストーリーともいえるが・・・)まあ、元々がT・S・エリオットの詩にアンドリュー・ロイド・ウエーバーが曲をつけたという異色のミュージカルだしね。おそらく、あらゆるミュージカルで詩が原型のミュージカルはこれぐらいだろう。しかも音楽も場面によってミック・ジャガー風になったり、タップになったり、ゴスペル調になったり・・・。そういった複合的な魅力がキャッツの楽しさなんだけどね。

あえてキャッツにテーマを求めるとしたら「救済」かな?ただ、個人的にはキリスト教的と言うよりも仏教的な救済のような気がする。自身が救済されない存在とわかっているからこそ救われる。浄土真宗の「悪人正機」の考え方に通じる気がするね。善人(自身の力によって悟りを開き救われる)の存在ではなく悪人(自身では悟りにいたることの出来ない人間=普通に生きている世の中のほとんどの人)である。そんな人こそ救われる。そんな気がするね。

少し哲学的になりすぎたかな?